まともに動かないかも的 なんちゃってPLB by スマホでヨットレース

下記のとおり、まったく役に立たない可能性もあります。ご利用についてはくれぐれも自己責任でお願いします

ほとんど思い付きレベルですが、スマホでヨットレースって、PLBの代用になるんじゃないかということに、気が付きました。
というか、むしろスマホという、PLB的な個人装備をスマホでヨットレースでは、船に適用してるわけで、PLB的に使うのはむしろ、本来の使い方かも。
PLBとか、パーソナルAISについては、それぞれ調べていただくとして、ざっと思いつく問題点など。

1.外洋で携帯電波が届かない。
  相模湾や大阪湾でも、一部電波が届かない場合があります。むしろ、動く場所もある、と考えるほうがいいかもしれません。
  ただ、ほとんどの沿岸で行われるヨットレースでは、動くことが期待できます。

2.GPSは、水中では捕捉できない??
  スマホでヨットレースの運用実績から言うと、マークにつけたGPS端末が水没すると、電波を捕捉しないことが多いです。
  そのため、落水時に持っている端末を頭の上に乗せてもらわないと、位置が捕捉できないかも。
  (これについては、どなたか実験にご協力お願いします)

3.100%動くわけではない
  スマホでヨットレースの運用実績も、最近ではかなり運用比率(?)は上がってきていますが、100%はあり得ません。
  サーバも24時間有人監視ではないですし、なんの保証もありません。

4.いざという時、電池切れ
  あり得ます。


とまあ、やっぱりちゃんとしたPLBなりパーソナルAISの方がいいに決まってます。

ただ、まだまだそれらが普及するまでには時間がかかるだろうし、そうなるまでは、どうせスマホを船に持って乗るなら、スマホでヨットレースのアプリ入れて、それを防水袋にいれて乗ってれば、役に立つときがあるかも、、、、程度の期待値というか、落水なんかしない方が良いに決まってるので、役に立たない、けど、なにかのお守り、程度で考えてもらえればと。



とりあえず、実際の運用方法

個人のスマホに、今まで通り、netloggerを導入して、レース時に、艇名を選択、のところで、艇名ではなく、PLB+艇名を選択してもらい、(電池の消耗を避けるため)記録間隔を1分にして、動作させてもらうだけです。


万が一、落水したら。

まずは、落ち着いて。落水者を見失わないように、見張りを指名して、船を止める。
次に船のGPSのMOBボタンを押すこと。現在位置を書き留めて、118なり無線で、事故の連絡。
その他、救助に努める。
それでも、救助できなかったとき、ああそうだ、スマホでヨットレースがあったっけ?
の順番です。

PLB+艇名の位置は、標準では表示されません。艇名の欄を左右ボタンで移動して、PLB+艇名を探してください。
艇名をクリックして、表示させます(PLB+艇名の色が変わります)
PLB+艇名は、動いている端末の数だけあります。最初のPLB+艇名だけではなく、次々スクロールして他のPLB+艇名も探してください。
船の上のクルーの位置はほぼ同じところに表示されるはずです。
もし、一人だけ違う位置に表示されたら、その位置が落水者の位置の可能性が高いです。

表示項目を選択して、緯度経度を表示して、必要なら船のGPSに入力してください

以上を、レース出航前、事前にテストしてみてください。
とりあえず、今後のクルーザーレースに付いては、PLB+艇名を選択できるようにしておきますので、スマホでヨットレースをやるレースで使えます
改善の余地が非常に多いのですが、需要があるようでしたら、なんとか改善していくつもりです

上記のとおり、まったく役に立たない可能性もあります。ご利用についてはくれぐれも自己責任でお願いします

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